この本について

心理と法律の専門知識を活かし、制度の狭間で苦しむ方々への支援を模索する「さくらオフィス」の理念と実践をまとめた一冊が完成しました。

特に精神障害を抱えながら作業所と一般就労の間で揺れる方々に焦点を当て、本当の自立とは何かを問いかけます。経済的基盤の構築から親子関係の再建、社会参加への段階的アプローチまで、私たちの理念について余すところなく綴っています。
 

本書の特徴は「心」と「現実」を切り離さない視点。心理的ケアと実務的支援を車の両輪として、一人ひとりの人生に寄り添います。そして何より、闘病経験を社会の力に変え、互いに励まし合う新しいコミュニティ創出への展望を示しています。

「もし、今人生に悩んでいるなら痛みを手放しませんか」
「あきらめません。どこまでも情熱を持った対人援助をしていきます」

このメッセージに共感いただける方々に、ぜひ手に取っていただきたい一冊です。